Le Journal De Mademoiselle

大学三年。 フランス・ディジョンへ留学します。 主に留学のこと、、、 おなかすいた

ワインの街

先週は、リヨンに留学中の日本の大学の学科の友達がディジョンに遊びに来てたので一緒にブルゴーニュを満喫してきました

 

Dijonからバスで1時間

ワイン畑を抜けると、Beaneという街にたどり着けます

 

このあたりの地域をCote d’or(黄金の丘)といいます。

 

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ブドウ収穫時期は緑で、収穫がおわり秋になると一面写真のように黄色になります。

際限なく広がる黄色いブドウ畑は本当に感動しました!はい、これが!黄金の丘です!という具合に、その名の通り美しかったです

バスの値段は1.5ユーロ。

気軽に行ける距離、値段。

でも、隣街とはいえやっぱりディジョンとは違う街。

もっとディジョンよりも小さくておとぎばなしに出てきそうなこじんまりしたヨーロッパの街です。

 

まず私たちは、ぶらぶらしながらお昼ご飯を食べるお店を探して、値段的に大丈夫そうなところにはいりました!

ボーヌはれっきとしたガストロノミーの街。星付きのレストランもたくさんあります。

だからお店は値段をみて、、、(笑)

 

お店選びには成功しておいしいBoef Bourguignion(つづりあってるかわかんない笑)

とエスカルゴにありつけました

エスカルゴはブルゴーニュ地方の特産品

カタツムリ、ほんとにおいしい。

エスカルゴのバジルソースをパンにつけて食べるの、ほんとにおいしい。

お肉のワインソース、ほんとにおいしい。

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おなかが満たされたところで、ワインの試飲のできる Marché au vin へ。

12ユーロで6種類のワインの試飲ができます。

Caveは雰囲気があってワクワク。

お店の人が見ているわけではないので実質飲み放題。

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 さすがに試飲おわって顔真っ赤にして出てきたら怪しまれるので、ほどほどにおいしいブルゴーニュワインを楽しんできました

試飲用のグラスはお土産に持って帰れます。

 

ワインで心が満たされたところでボーヌで有名な昔病院だった建造物をみにいきました。ここはまず、一面のモザイク屋根の美しさに圧倒されます

 

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モザイク屋根はブルゴーニュの特徴らしく、ディジョンにも多くあります。

でも、ここまで大きなものははじめてみました。

中は当時病院だった様子が復元されていて、ガイドを聞きながら見学することができます。

 

知識が満たされたところで、今日の目的、Salon de Degustationにいってきました。

入場料12ユーロでパン、ワイン、チーズがいくらでも試食ができます。

おいしいチーズがずらっと並んでもう幸せ。

12ユーロも払っているので、チーズとパンいっぱい食べてきました。。(笑)

人もすごく多くてにぎわっていて雰囲気も楽しかった!

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フランスはこういうサロンがよく開かれていてたのしい

日本でもあるのかもしれないけれど、きっと一部の人たちのためであって普通に暮らしてるとあまり耳に入ってこない。

その点フランスは垣根なく期待人が来れて、たくさん宣伝していて

こんな留学生でも足が運べて、なんて素敵なんだ!

 

一日ボーヌを満喫できてよい日でした☻

また時間ができたら週末とかに遊びにいきたいな。

 

 

 

 

シャイ

授業で、フランス人の子たちが助けてくれるようになったのでだんだん居心地の悪さが軽減してきました。

 

 


日本で生まれ育った私にとって外国人というと気さくでおせっかいなイメージがありました。

授業では、教室に入ったら話しかけられて日本のことたくさん聞かれてノート見せてもらいたい放題かなあ、なんて妄想もしていました。

 


実際、フランス人の中で勉強をしているとそうではないということがわかります。

これはフランス人学生の多くが、って一概に言えることなのか、それとも私の学校がビジネススクールだからなのかは分かりません。

けど、現実はチラチラ見られたり、ニッコリ微笑まれたりはするものの、あまり積極的に話しかけられはしないし、ノート見せてあげるよ!なんてのは絶対にありません。

私はこれを フランス人は個人主義だな って捉えていました。

 


ただ、留学生の集まる授業で、ちょっと面白い話をきいたのです。

フランス人が英語を喋りたがらないのは自国の文化を誇りに思っているのと同時に、英語に自信がなくて間違いを恐れる傾向にあるから、と。

それを聞いて、フランスの学生はちょっとシャイなだけなんじゃないのかなって思えるようになりました。

 


そう思ったら、なんだ、日本人と一緒じゃんって思えて、さらにじゃあ私から話しかけてあげましょう。って腹もくくれるようになりました(笑)

 

 

 

数週間経って私の存在に慣れてきたクラスの人たちは今やノート見せてあげるよ!とか、授業中に内容をコソコソ教えてくれるようになりました。

やっぱりシャイなだけだったのかな?

 

 

 

全然違う人間だと思ってた人たちとの共通点を見つけて、なんだか私たちは人間なんだなって大きく考えてしまいました。

 

 

健康診断

OFIIの健康診断がありました。(結構前)
これについてはまだ書いてなかったけれど、留学生にとってとても大事なことなので書いておきます。

手続き関係のお話なので興味ない方はぜひ次のお話をよんでください〜!!




日本で、ビザの手続きをして許可を得たけれど、実はそれでは長期ビザを獲得したことにはならないのです。

日本でビザを受け取った時に一緒にOFII提出用の紙も受け取ります。
それはとても大切なのでパスポートと一緒にちゃんと持ってきてくださいね。

下半分の空欄をしっかりと埋めて、フランスに到着したら自分のいる都市のOFII宛に、その紙とその他必要書類(紙にリストアップされてるので必ず確認してください)を同封して書留で送ります。
間違っても隣の都市に送ったりしないように気をつけてください(笑)


最初にOFIIから、あなたの手紙が届きましたという確認の手紙が来て、そのあとに改めて健康診断の日程の書かれた紙が送られてきます。
二回くるので焦らずに!


健康診断には、パスポート、証明写真、受け取った手紙、切手58ユーロ分を必ず持っていきます。
(必要なものはちゃんと手紙にリストアップされているのでちゃんと確認!)

切手はなんの変哲もない普通のtimbreをTABAC タバコ屋さんで買うだけです。


そして、指定された時間に指定された場所にいって、主に問診を受けて、ついにビザが正式に認められます!!
健康診断は別に特別なことはしないのであまり緊張しなくて大丈夫。
レントゲンだけあるので、X線を受けられない方はちゃんと申し出るのを忘れないようにしてください!

入国3カ月までは海外旅行は、健康診断を受けてなくてもできますが、3カ月以降になるとフランスから外に出られなくなります(笑)

なので、到着したらすぐに手紙をだしましょう!



ということで、私は正式にこの国にいることを認められました!!

フランスに着いてまでこんな面倒くさいことをしなくちゃいけないなんて、しかも58ユーロもとられるなんて、、
最初から最後までフランスはぼったくるな。笑

でもちゃんとやらないと、とっても困ってしまうので長期でフランスに行く方はがんばってください☺︎



討論

「フランス人は討論が好き」

 

大学に入ってフランスの話を聞くうちに得たステレオタイプの一つ。

 

実際どうなんだろうって思ってました。

 

ある日、寮のWi-Fiが一番つながるスポットの近くの階段に座ってケータイをいじっていたらフランス人の友達に話しかけられ

「あなた日本でフランス文学勉強してたんだよね?私英文学勉強しているから文学について討論したら絶対楽しいと思うの!」

って興奮気味に言われ、次の週末にpetit文学討論会が開かれることになってしまいました。

そう、フランス人はやっぱりDiscuterがすきなのです

 

正直言って、フランス文学科だけど文学に精通しているわけでもなければ語り合えるほどの語学力もない。。。ってことで一週間ずっと不安に思っていました。(笑)

 

そして昨日頑張ってきました!

でも、私の大大大好きな l'ecume des jours やその映画、監督のミシェルゴンドリーなど私の趣味の範囲で収まってくれたからよかった、、、

 

バルザックは~、とか言われても読んだことないから...

 

あと、私がフランスに来る前にとっていた授業で翻訳について勉強して、私的にはそれはすごい面白いことだと思っていたので、

本の和訳や仏訳で出版されているものは絶対その国の人が読むようには読めない。それは言葉は文化を反映するから。けど、翻訳っていうのは言い回しを変えてその国の人が理解しやすくすることが大事なんじゃないの

ってことを伝えてみました。

そしたら言葉、翻訳についてすごく興味を持ってくれてそれについていろいろ語ってくれました。

自分の考えを友達にちゃんと伝えられることって大事だな。

 

そこでその子が授業で知ったという、日本語にはあってフランス語にはない言葉を教えてくれました。

・恋の予感

・わびさび

・教育ママ

積読

・あわれ

だそう。わびさび、あわれは分かるとして他はどこから仕入れてきたんだww

 

しかも全部意味を説明しなくちゃいけなくて。恋の予感なんて真剣に意味説明するの少し恥ずかしかった。笑

 

そのあと日本語のことをすこし教えてあげて気づいたこと。

 それは漢字って美しいなってこと。

「言葉」っていう言葉は言の葉なんだよって言ったら中々理解してもらえなかったけど、日本人は小さい時から一つ一つの文字に意味を感じながら話してるんだって気づきました。

言霊ってそういう日本語の言葉の力もひっくるめたことなのかな。でも、そういうこと説明するのは難しい。日本語をもっと勉強したら自分で気づくはず。

でもそれは逆に私にも当てはまるはずです。もっとフランスの文化、人を観察して言葉に寄り添えばたくさん気づけることがあるんだろうな。

 

 

 

日仏

ある授業でのこと

 

留学生は私と台湾人の女の子のみ

出席をとるときに先生が私たち二人に国籍を聞きました。

 

 私が日本から来たと答えるとクラスの人たちのざわめき、、、

でもそのあとに日本が好きなの、やお母さんが昔日本にいたの、やその小さいコンピュータはなに?など日本に興味がある人が多いみたいでした

 

確かにトラムに日本人の友達と乗ってるときに、いきなり日本語で「すみませんってなんていうの?」って聞かれてそのあと、日本が好きで~みたいなことを言われることがありました。

先週末にはDIJON祭典という日本オタクたちがコスプレをしたり将棋をしたりするお祭りがありました

興味本位で友達と覗きにいったら入るのにかなり並ばなくてはいけなかったのであきらめて帰りました(笑)

 

日本語を勉強しているフランス人の友達も何人もいるし

 

フランスは日本へのあこがれ?みたいなものがあるのかな??

クラシックコンサート

やっとシーズンが始まりました!

先週と今週1回ずつオーケストラのコンサートに行ってきました。

前にも書きましたが、学生はいい席で聴けて5ユーロ。 

先週はGrand Theatreでモーツァルトプラハ

Orchestre Dijon Bourgogne の公演だったのですが、なんか、うん、ディジョンクオリティっていうか、いやプロなんだけどなんかもっとこう見た目きれいにして出てきてほしかった(笑)(笑)

 

見た目が悪いとせっかくの演奏のよさも印象が悪くなっちゃうんだなって、学べました。笑

 

そして今日はAuditoriumで

ドビュッシーの海

ベートーベンのバイオリンコンチェルトと運命!

ベートーベンのシンフォニー大好き人間だからとっても楽しみにしていた公演。

Les Dissonancesというオーケストラで、指揮者がいないスタイルでした。

指揮者が真ん中にいないとなんだか物足りない印象を勝手に抱いちゃうけれど、演奏者が本当に楽しそうに演奏していて、演奏も素晴らしくてとっても時間が過ごせました

 

私はいつになったら素敵なシェフに出会えるかしら。(笑)

NICE, MONACO

授業が始まる前の週末で南仏旅行にいってきました!

 

場所はニースとモナコ。学科の先輩のニースのお宅に泊めさせていただきました

私はディジョンからTGV一本で行きました。時間はおよそ6時間。値段は片道50ユーロくらいです。

かなりの長旅で疲れたけれど、南仏の暖かさに癒されました~

やっぱりディジョンよりは全然あったかい!

初日は先輩にニースを案内してもらいました

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カラフルなギャラリーラファイエットがかわいい

 

旧市街も素敵でした

 

そして海~~~!!!!

天使の輪 だっけな?

夕焼けと地中海をみてる自分に感動しました(笑)

 

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ニースはセミとオリーブがモチーフになっているものが有名なのでお土産も買ってその日は眠りました!

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そして二日目モナコ!!

一応海外旅行です

電車でニースから20分くらい。モナコはとっても暖かくてノースリーブで過ごせました☻

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もうお金持ちのにおいがプンプン

金持ちっぽい人を見るだけでなんかもうおなかいっぱいでした

プライベートの船がいっぱい。金持ちムッシュもいっぱい。

 

カルチャーショックというか、やっぱりこういう世界があるんだっていうのを知れました(笑)

 

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モナコは小さいので歩いて半日もあれば回りきれます

 

『恋するモンテカルロ』を思い出しました!

 

ディジョン、パリとは全然違う雰囲気を味わえていい経験になりました☻

 

次の旅行はウィーンかな!